100年ぶりとなる新種「クマノザクラ」を原料として染め上げた商品です。「クマノザクラ」は紀伊半島南部の山間部に元々自生していた桜で、特徴としては咲く時期がヤマザクラやソメイヨシノより2~3週間早い時期に咲き、一般的に2月~3月が見ごろとなります。花の特徴として従来の桜は花弁が白、薄紅色なのに対し、クマノザクラは淡紅色です。
熊野地域の伝統の一つに「番茶」があります。一般的な"堅い"・"質の落ちた"イメージとは異なり、良質な茶葉を釜で炒った後に揉んで乾燥させ、大きな焙烙で焙煎して仕上げます。手間暇をかけた熊野の番茶。地域に伝わる伝統食「茶粥」にもこの番茶が使われています。
今回はこの熊野伝統の「番茶」で染め商品をラインナップしてみました。